[sylpheed-jp:10537] Re: 英語環境で送信すると差出人や宛先が文字化け

Hiroyuki Yamamoto hiro-y @ kcn.ne.jp
2007年 11月 27日 (火) 10:51:24 JST


山本です。

On Tue, 27 Nov 2007 03:54:08 +0900
IWAMOTO Kouichi <sue @ iwmt.org> wrote:

> 岩本です。
> 
> On Mon, 26 Nov 2007 19:20:57 +0900
> 山本 博之 <hiro-y @ kcn.ne.jp> wrote:
> 
> > > 化けた実例)
> > > 三輪@ms.so-net.ne.jp;; (B 金太 <sylpheed.user @ sanwaprinting.net>))
> > > 
> > > 送信者の姓と名の間に、意味のない文字列が挿入され、末尾に))が付きま
> > > す。送信先も同様の化け方をします。
>   〜略〜
> > 恐らく上記の化け方はSMTPサーバが名前の姓の部分を誤って独立した
> > メールアドレスと解釈してしまい、勝手に@以下を保管しているのでは
> > ないかと推測しました。名前の部分は MIME エンコーディングして
> > 保護しているはずなので、SMTPサーバがわざわざデコードして解釈
> > しているんでしょうかねぇ。
> 
> 化け方からの想像ですが、MIMEエンコーディングされず、ISO-2022-JPのまま
> になっているように思います。
> それでASCIIに戻す為の ESC ( B の "("がコメントの開始として扱われたた
> め、 "三輪"より後の部分がすべてコメントとして扱われ、RFC2822でいうとこ
> ろの angle-addrが無いので"三輪"がドメインパートのないFromアドレスとな
> り、メールサーバにてドメインパートを補完しているように思います。
> # コメントも閉じていない事になるので、閉じ括弧が付加される
> 
> …という予想をしてたんですけれど、
> 
> On Mon, 26 Nov 2007 22:11:21 +0900
> Sylpheed User Mitsuwa <sylpheed.user @ sanwaprinting.net> wrote:
> 
> > From: =?ISO-2022-JP?Q?=1B$B;0NX=1B(B_=1B$B6bB@=1B(B?=
> > <sylpheed.user @ sanwaprinting.net>
> 
> Qエンコーディングになっちゃってますね。それでASCIIへ戻す ESC ( B の
> "("がそのまま残ってしまったわけですね。
> # あとは最初の予想と同じ事が起きている
> 
> RFC1468には、
> 
> |  ISO-2022-JP may also be used in MIME Part 2 headers.  The "B"
> |  encoding should be used with ISO-2022-JP text.
> 
> とあるので、ISO-2022-JPの場合はOSの環境等によらずにBエンコーディングを
> 使った方が良いのではないでしょうか。

現在の実装では、Qエンコーディングを使うかBエンコーディングを使うかは
MB_CUR_MAX の値が1より大きいかどうかで判断していたのですが
(libsylph/codeconv.c)、これはまずいですね(修正したつもりで忘れていました)。

次のバージョンで修正しようと思います。

-- 
Hiroyuki Yamamoto <hiro-y @ kcn.ne.jp>


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