[sylpheed-jp:10535] Re: 英語環境で送信すると差出人や宛先が文字化け

IWAMOTO Kouichi sue @ iwmt.org
2007年 11月 27日 (火) 03:54:08 JST


岩本です。

On Mon, 26 Nov 2007 19:20:57 +0900
山本 博之 <hiro-y @ kcn.ne.jp> wrote:

> > 化けた実例)
> > 三輪@ms.so-net.ne.jp;; (B 金太 <sylpheed.user @ sanwaprinting.net>))
> > 
> > 送信者の姓と名の間に、意味のない文字列が挿入され、末尾に))が付きます。
> > 送信先も同様の化け方をします。
  〜略〜
> 恐らく上記の化け方はSMTPサーバが名前の姓の部分を誤って独立した
> メールアドレスと解釈してしまい、勝手に@以下を保管しているのでは
> ないかと推測しました。名前の部分は MIME エンコーディングして
> 保護しているはずなので、SMTPサーバがわざわざデコードして解釈
> しているんでしょうかねぇ。

化け方からの想像ですが、MIMEエンコーディングされず、ISO-2022-JPのままに
なっているように思います。
それでASCIIに戻す為の ESC ( B の "("がコメントの開始として扱われたため、
"三輪"より後の部分がすべてコメントとして扱われ、RFC2822でいうところの
angle-addrが無いので"三輪"がドメインパートのないFromアドレスとなり、
メールサーバにてドメインパートを補完しているように思います。
# コメントも閉じていない事になるので、閉じ括弧が付加される

…という予想をしてたんですけれど、

On Mon, 26 Nov 2007 22:11:21 +0900
Sylpheed User Mitsuwa <sylpheed.user @ sanwaprinting.net> wrote:

> From: =?ISO-2022-JP?Q?=1B$B;0NX=1B(B_=1B$B6bB@=1B(B?= <sylpheed.user @ sanwaprinting.net>

Qエンコーディングになっちゃってますね。それでASCIIへ戻す ESC ( B の
"("がそのまま残ってしまったわけですね。
# あとは最初の予想と同じ事が起きている

RFC1468には、

|  ISO-2022-JP may also be used in MIME Part 2 headers.  The "B"
|  encoding should be used with ISO-2022-JP text.

とあるので、ISO-2022-JPの場合はOSの環境等によらずにBエンコーディングを
使った方が良いのではないでしょうか。

-- 
いわもと こういち(sue @ iwmt.org/sue @ cds.ne.jp/sue @ postfix.jp)
# 「黒井さんちのプリンスメロンに払われた十円ちょうだいな」って何巻だったっけ?


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