[sylpheed-jp:11276] Re: [ANNOUNCE] Sylpheed 3.3.1 (stable) released

KONDOU, Kazuhiro kazuhiro @ alib.jp
2014年 3月 10日 (月) 19:50:22 JST


こんにちは、近藤@古代図書館です。

> [nagakubo @ localhost sylpheed-3.3.1]$ /usr/local/bin/sylpheed
> /usr/local/bin/sylpheed: symbol lookup error: /lib/libgio-2.0.so.0: 
> undefined symbol: g_mapped_file_unref
> 
> これは何を意味しているのでしょうか?
> なお「3.3.0」の方は、「/usr/bin/sylpheed」で起動しております。
> よろしくお願い致します。

undefined symbol: g_mapped_file_unref
は、これはもう単純に、g_mapped_file_unref が見つからないという事を指しています。

そうなる理由は諸々存在しますが、事実としては「実行したバイナリーが参照した
ライブラリーに、当該メソッドが見つからない」ということとなります。

その理由は環境 (や、実行したバイナリー、つまり Sylpheed の実行ファイルを作る際の
オプション) に依存しすぎる部分が大きすぎますので、割愛します。


「何としてでも"Sylpheed"を使い続けたい」という意味では、以下の点が気になります。

・どうしても最新版の Sylpheed を使いたい
先に ML に流されていたログを見るに、自己解決できる程度にはもうちょっと知識や
技術を身に着ける必要があるように見受けられます。
「バージョンアップに伴う変更によりビルドできなかった」ではなく、「根本的に、
それまで利用していたものをビルドできたのか」という点で、それができないのであれば
今回のバージョンアップによる話にはならず、根本的な知識と技術がないというお話に
なるからです。
その辺りを自己解決できる向けのものが、ソース配布だという認識です。

なお、Windows であれば「Sylpheed は」公式バイナリーが提供されていますので、
これを利用する形であれば、最新版を利用できるかと思います。

・どうしても Sylpheed を使いたい
「最新版に拘らない」なら、ディストリビューターが保守してくれていますから、
これを利用したらいいと思います。
メンテナンスされているディストリビューションのバージョンであるなら、少なくとも
セキュリティー的な問題などは対応されるはずですから、特に気にする必要はないかと
思います。


-- 
KONDOU, Kazuhiro <kazuhiro @ alib.jp>


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