[pgpool-general-jp: 710]  pgpool-II 2.3.2 released
    Tatsuo Ishii
    ishii @ sraoss.co.jp
       
    2010年 2月  7日 (日) 16:57:56 JST
    
    
  
pgpool-II 2.3.2をリリースしたのでお知らせします。
ースコードは以下からダウンロードできます。
http://pgfoundry.org/frs/download.php/2562/pgpool-II-2.3.2.tar.gz
このバージョンでは、2.3.1の色々なバグが修正されています。特に、タイム
スタンプの書き換え機能のバグが修正されているので、2.3, 2.3.1ユーザはな
るべく早く2.3.2にアップグレードすることをお勧めします。
また、2.3.2ではSSLサポート、ラージオブジェクトのレプリケーション機能が
追加されています。
改良点
    * フロントエンドとpgpool-II、pgpool-IIとPostgreSQLの間のSSL通信が
      サポートされました(Sean Finney)
    * ラージオブジェクトのレプリケーションがサポートされました(Tatsuo)
    * ヘルスチェックとオンラインリカバリの際に可能であればpostgresデー
      タベースを使うようにしました。 postgresデータベースが存在しない
      場合はtemplate1が使われます(以前の動作と同じ)。 これにより、DROP
      DATABASEなどのコマンドがオンラインリカバリ中でも使えるようになり
      ました(Tatsuo)
    * 問い合わせのパース処理でエラーが起きたときに、SQL文をログに出力
      するようにしました。 エンコーディングエラーなどが発生した際には
      PostgreSQLのログにもSQL文が記録されないため、これは有効です
      (Tatsuo)
    * kind mismatchエラーが発生し、その原因がDEALLOCATEコマンドだった
      場合にDEALLOCATEが削除しようとしたPREPARED文の元になったSQL文を
      ログに出力するようにしました(Tatsuo) 
バグ修正
    * たまにタイムスタンプを書き換えた問い合わせがマスタ以外のDBノード
      に不正なパケットを送ってしまう問題を修正しました(Tatsuo)
    * V2プロトコルでタイムスタンプの書き換え処理がエラーになるのを修正
      しました(Toshihiro Kitagawa)
    * master/slaveモード、かつトランザクション内で発行されるBind、
      Describe、Closeメッセージはマスタだけに送るようにしました
      (Tatsuo)
    * 2.3でsmart shutdownによりすぐに停止しなくなったバグを修正しまし
        た(Toshihiro Kitagawa)
    * フロントエンドからの不正なコマンドを受け付けないようにしました
      (Xavier Noguer)
    * 移植性を高めるために、fprintfの引数に%dzを使用するようにしました
      (Tatsuo)
    * コンパイラワーニングを修正しました(Tatsuo)
    * master/slaveモードの際に、DEALLOCATEをすべてのノードに送らないよ
      うにして、kind mismatchエラーを防ぐようにしました(Tatsuo) 
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Tatsuo Ishii
SRA OSS, Inc. Japan
English: http://www.sraoss.co.jp/index_en.php
Japanese: http://www.sraoss.co.jp
    
    
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