[sylpheed-jp:11225] Re: データの移行

近藤 和宏 kazuhiro @ alib.jp
2013年 1月 31日 (木) 18:01:48 JST


こんにちは、近藤@古代図書館です。

やや蛇足気味ですが……。

エクスプローラーのロケーションバーで %AppData% と入力すると、
自動的にそのユーザーの (移動可能なプロファイル情報としての)
アプリケーションフォルダーが開きますので、そちらの方が簡単だと
思います。
XP の場合でも同様に開きます。

今回の場合は %AppData%\Sylpheed でいい、という事となります。


コマンドプロンプトで set と叩いてみると大量にずらずらと流れると
思いますが、そこに AppData が含まれており、ここで出てくる
フォルダーが当該フォルダーとなります。

XP 以前の場合はフォルダー名が違っていたりする他、ローカルで先に
user1 というユーザーが存在し、その後ドメインユーザーの user1 で
ログオンした場合、ユーザーフォルダーには user1.(domain) という
名前で作成されたりします。
このため、常に \Users\(username) である、とは限りません。
(さらに衝突すると .000 とか付いたりします……)

この辺りをユーザーが常に意識をして入力するのは割と面倒なので、
%AppData% 辺りを覚えておいて利用する方が簡単だと思います。

XP 環境から〜といった場合、
AppData\Roaming に相当するのが Application Data で、
AppData\Local に相当するのが Local Application Data と、
完全にフォルダー名や構造まで変わってしまうため、似たような
パターンで、XP to Vista 以降という方がいらっしゃる場合は
もしかしたら参考になるかもしれません。


なお、本当におまけですが Win7 to 8 のインプレースアップグレードの
場合は AppData\Roaming などの情報は保持されますので何も考えなくても
良いかもしれません。
完全に環境を移行する場合、Win7 で搭載されているバックアップ機能で一旦
AppData\Roaming 以下を保存しておき、Win8 で Windows 7 バックアップの
機能から当該フォルダーを (元の場所に) 復元する、でも良いかと思います。


-- 
KONDOU, Kazuhiro @ Ancient library
mail address : kazuhiro @ alib.jp



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